第14回 どこで診察してもらう?

2018年9月27日 木曜日

交通事故に遭われた時、

相手の損保さんに「整骨院で施術を受けたい」と申し出た場合、

「医師の許可を得てください」と言われることが最近では多いです。

(被害者請求をする場合はこの限りではありません)

そこで、大きな病院に行くか、

はたまた個人の整形外科に行くか?

これはとても重要な問題です。

 

もし、整骨院に通院しようと考えておられるならば、

まず「大きな総合病院で診察してもらいに行く」方がお勧めです。

 

理由としては

MRIの撮影が必要な時(ヘルニアの疑いがある時など)に

MRIがある病院の方がに便利だからです。

そしてもう一つの理由は

損保さんに「整骨院に通院したい」と申し出た場合に

大きい総合病院の整形外科の医師の方が

許可をしてもらえるケースが比較的多いからです。

これらのことからも当院では交通事故に遭われた場合には、

大きい病院の方にかかるようお勧めしています。

ご参考までに。

 

第13回 被害者請求が楽にできる方法

2018年6月8日 金曜日

 

第6回で 「被害者請求のメリット・デメリット」 

というのをお伝えしました。

簡単に言うと、被害者請求は相手側の損保さんの

干渉を受けないので損保さんと揉めることなく

施術に通える、というメリットがある代わりに、

自分で書類等を作成して送ったりしなければならず面倒くさい

というものでした。

 

しかし、この被害者請求をする場合でも

間に弁護士さんを入れて手続きを進めれば、

さほど面倒くさくなく、スムーズに請求することができます。

 

もちろん、弁護士に依頼をすると費用がかかりますので、

第12回でもお伝えしたように、弁護士特約を入れておくと

とても大助かりということになります。

第12回 弁護士特約に入っておきましょう

2018年5月21日 月曜日

最近、とある損保のCMで気になったことがあります。

事故の加害者になってしまった女性が

自身の加入している加入している保険会社に電話して

その保険会社のオペーレーターが

「私がお相手の方とお話しましょうか?」 というCMです。

 

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このCMを見て、事故の場合は損保さんが自分に代わって

相手と交渉してくれるから、損保さんにまかせておけばいい

と思ってしまう方が多くおられるのではないでしょうか?

 

確かに、CMのとおり事故を起こしてしまった場合

自分が加入している損保側が相手の方とお話してくれます。

ただし、それは自分に過失があった場合(加害者になった場合)です。

 

逆に 10対0 の事故の 被害者 になってしまった場合は

被害者側の損保さんは被害者に代わって

相手と交渉はしてくれません。

この場合、被害者の方は

加害者 や 加害者側の損保さん を相手に

自分で交渉しなくてはならないのです。

 

実はこの交渉は結構大変なんです。

場合によっては加害者が

「そっちも悪いだろ」、「ちょっとカスっただけだ」

「俺は悪くない」、「大した怪我じゃないだろ」、

「治療費や車の修理代は払わない」

なんて態度に出てくる場合があります。

 

また、加害者側の損保さんも

「治療は1ヶ月しか認めませんから」

「もう治療はいいでしょ?痛くないんでしょ?」

というような感じで、

高圧的 や のらりくらり とした態度に出てくることも

しばしばみられます。

 

このような相手に被害者の方がご自身で交渉するのは

かなりの労力が必要になります。

場合によっては、疲れて途中で諦めてしまい、

被害者に不利な形で終了してしまうこともあります。

 

こういった場合に便利なのが 弁護士特約 です。

この弁護士特約に入っていれば、

被害者に代わって弁護士が加害者や加害者側の損保と

交渉をしてくれます。

そして、この際に弁護士にかかる費用を弁護士特約が

まかなってくれるわけです。

 

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これはご自身の任意保険に付ける特約なのですが、

現在のところ、当院に交通事故で来院された

患者さんの大半は、ご自身の任意保険に

この弁護士特約を付けておられませんでした。

 

そんな特約があるのを知らなかったという方が多かったようですが

一方で、「自分には必要ないだろう」、「弁護士なんて大げさな」

と考える方もおられます。

しかしながら、実際に上述したような状況になってみると

その有用性が実感できます。

金額もそれほど高いものではありませんので

ご自身の任意保険にこの特約が付いているかを

確認してみて、もし加入していないのであれば

ご家族と話し合って必要かどうかを決められては

いかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

第11回 身体の自己判断は危険

2018年3月30日 金曜日

 

前回の第10回でお伝えした、「示談書にすぐサインしない」 という内容と関連しますが

今回お伝えしたいのは

「身体の判断を早まらない」 

「自分を過信しない」

ということです。

 

身体の痛みが少し楽になってくると、

すぐに来院されなくなる方が結構おられます。

しかしながら、

   (痛みが取れた) = (治った) ではありません。

 

痛みが取れていても、まだ組織が修復されていないという状態であることが多いのです。

こういう状態の場合は、気候・天気・身体の使い方 etc… 

さまざまな条件により痛みが再発してしまう可能性があります。

 

 

以下に1例を挙げます

 

数年前に交通事故後の施術を受けに23歳の男性が来院されていました。

と言っても、月に1回来院する程度です。

 

「寒くなったり、雨が降る前等に痛みが出る可能性がありますので、

もうちょっと来院するようにしてくださいね。」 

 

と何度もお伝えさせてもらったのですが、相変わらずの来院頻度でした。

 

ところが、梅雨に入ったとたんに、この患者さんは激しい痛みに襲われ、

二日間起き上がれなかったそうです。

 

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この患者さんが「先生の言う通りにしておけばよかった」

と後悔した時には時すでに遅く、

施術開始から半年が経過していたので

損保さんから打ち切りを言い渡されてしまいました。

 

きっと彼は「自分はまだ若いし、今あまり痛くないから大丈夫だろう」 

という過信があったのでしょう。

自分で考える、ということも重要なのですが、

交通事故によるケガは他のケガとは違った経過になることがよくありますので、

やはり自分だけの判断というのは危険です。

くれぐれも専門の人の意見を聞くようにしましょう。

第10回 サインは慎重に

2018年3月7日 水曜日

 

ひさびさの交通事故のお話です。

 

今回お伝えしたいことは

「示談書にすぐサインをしない」

ということです。

 

なぜなら、示談書にサインをしてしまうと

それでその件に関してはすべて終了となってしまうからです。

どんなに痛みが残っていても

サインをしてしまうとそこで補償は終了になります。

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損保の担当者によっては、早い段階で

「示談書送りますんで、サインして送り返してください」

と言ってくる場合がありますが、そのテンポには乗らず、

詳しい人と相談して、熟慮してからサインしましょう。

 

 

第9回 痛みが出たらすぐに診察へ

2018年2月8日 木曜日

 

前回、医師の診察の時に

「少しでも痛いところは全部言うようにしましょう」

と、お伝えしました。

今回はその補足です。

 

例えば、医師の初診の際には 「首だけが痛かった」 とします。

その2日後に腰が痛くなってきた・・・

交通事故の怪我ではこんなことがよくあります。

 

そんな時は、すぐに病院に行って

新たに痛くなった箇所を診察してもらって、

診断書に追加 してもらいましょう。

 

何故 「すぐに」 なのか?

 

交通事故による怪我を認めてもらえるのは

事故発生から おおよそ10日以内 だからです。

(医師によって多少前後はあります)

 

事故後20日以上経過してから

「初診の2日後に腰も痛くなってきたんですけど」 と

医師に伝えたとしても、

 

「もう事故発生からだいぶ時間が経っているから

その腰の痛みが事故によるもと証明できない」 

と言われる可能性が高いです。

 

そうなると、例え腰の痛みがあったとしても

腰の痛みに関しては全く補償してもらえなくなります。

 

ですので、痛みが少しでもある場合、又は 新たに出てきた場合は

全て、早い段階で医師に伝えるように徹底してください。

 

 

【交通事故コラム】第8回

2018年2月6日 火曜日

第8回 全部伝えましょう

交通事故に遭われて整骨院で施術を受ける場合、

先に医師の診断を受ける必要があります。

(緊急の応急措置は除く)

 

医師の診察を受けている時に

少しでも痛い箇所があれば医師に全部伝えておきましょう。

 

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例えば、診察の時に

「脚がとにかく痛い! 首も少しは痛いけど・・」 という状態だった場合

「脚が痛い」 だけしか言わない方が結構おられます。

 

ところが、1カ月くらいして

「脚は治ったけど、首がまだ痛い という状態になった時に

損保さんからは、

「いえ、首は医師の診断書に書かれていないので、

脚が治ったならもう治療は終わりですよ」

と言われて、治療の継続は認められなくなります。

 

「こっちは被害者なのに・・・」 と不満を口にする方もおられますが、

被害者であってもちゃんとした手続きは踏む必要がありますので、

こういったことにならないためにも、

少しでも痛い箇所は全部認めてもらうようにしましょう。

 

摂津市の整骨院 | とみやま整骨院の診療受付スケジュール

 

※▲水曜日の午後は予約制です。

※日祝は休診です。

 

連絡先:072-633-7102


【交通事故コラム】第7回

2018年2月5日 月曜日

第7回 言うタイミング

交通事故に遭われた場合、

相手側の損保さんに、「整骨院に通院したい」 と

伝えるタイミングは非常に重要です。

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最近では、病院で診断を受けてから

患者さんが 「整骨院に通院したい」損保さんに伝えると、

すんなり認めてもらえないケースがよくあります。

 

ですので、事故に遭われた場合

加害者側の損保さんの会社・電話番号・担当者が分かった時点で

整骨院の方に連絡して、手順などのアドバイスを受けるようにしましょう。

(もちろん、救急車で運ばれるようなケースでは例外です)

ただし、この方法は交通事故を得意としている整骨院の場合です。

そうでない整骨院にこの方法を使うと

「先に損保さんに許可してもらってからまた連絡してください」 と

言われてしまう可能性が高いです。

普段から家からそんなに遠くなくて

交通事故が得意そうな整骨院を

見つけておいた方がいいですね。

 

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【交通事故コラム】第6回

2018年2月2日 金曜日

第6回 被害者請求のメリット・デメリット

さてさて、前回お話させてもらった

被害者請求のメリット・デメリットをお話します。

 

被害者請求とは、簡単に言えば

自分で自賠責保険に治療費や慰謝料を請求することです。

そのメリットは、一言で言うと

「相手側の損保に干渉されない」 ということです。

これだけでは何のことだか分かりませんね。

 

では、なぜ干渉されないことがメリットなのか?

 

被害者の方が病院や整骨院に通院していると

まだ痛みがある状態なのに、相手側の損保から

早期に治療費の打ち切りを言い渡されるケースが時々あります。

 

また、後遺症が残った場合に被害者がもらえる損害賠償金は

認定された等級によって変わってくるのですが、

相手側の損保の干渉があった場合は

被害者が納得できない等級になってしまうことがあります。

 

被害者請求だと相手損保からの干渉がないので

上記のような状態にはならないワケです。

 

ただし、被害者請求にもデメリットもあります。

それは、自分で書類等を集めたり送ったりしなければならず、

とにかく面倒くさい、ということです。

途中で 「面倒だからもういいや」 となりそうな方は

被害者請求を避けるか、弁護士さん等にお願いした方が良いでしょう。

 

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【交通事故コラム】第5回

2018年2月1日 木曜日

第5回 相手の損保さんが出てこないとき

ややこしい話が多少出て来ますが

なるべく一般の方にも分かりやすくするため

かなり簡略化した書き方で書いていくようにします。

 

さてさて、交通事故に遭った場合に

相手側の損保さんが出てきてお話して

交通事故治療に通って、

そして相手側の損保さんが慰謝料を振り込んでくれて・・・

といった流れになることが多いです。

 

ところが、場合によっては

相手の側の損保さんが出てこない

ということがあります。

(相手の損保さんが出てこないケースの明確な基準はないようですので、ここでは出てこない理由は省略させていただきます)

 

こういった場合には

「交通事故による怪我の治療費が出ないし、慰謝料ももらえない」 

と、思い込んでしまう方もおられます。

 

ところが、こんな場合でも 被害者請求 という方法を使えば

治療代や慰謝料も貰うことができます。

 

「被害者請求」とは簡単に言えば

被害者の方が自分で直接自賠責保険に請求することです。

ちなみに、

過失割合 9:1 の加害者側 になった場合でも

被害者請求を使うことが可能です。

ただし、10:0 の加害者 になった場合や

単独の自損事故 の場合には使えませんのでご注意を

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