平成29年6月21日
さてさて、今回は交通事故に関係するお話です。
当院には交通事故の患者様が来院されますが
加害者や相手側の損保ともめるケースもあります。
そんな時に是非覚えておいてほしいのが 弁護士特約 なんです。
来院された患者さんは入れておられなかった方がほとんどなんです~σ(^_^;)
ご自身が加害者になってしまった場合
自動車保険に入っていれば、担当者が相手側と
示談の交渉をしてくれるのですが、
自分の 過失割合が0 だった場合は
(例えば信号待ちで追突された場合)
相手への賠償が生じない為、
自分側の担当者が代わって示談交渉することが
出来なくなってしまいます。
つまり、過失割合0 の被害者になった場合、
自分で加害者や加害者側の損保と示談交渉しなければ
ならなくなるのです。
これって、結構大変なんです (・・;)
相手側がきっちり賠償してくれれば良いのですが、
「そっちも悪いだろ!」 「大した被害じゃないだろ」
「お金は払わない」 「自分は悪くない」 等々、
相手がタチの悪い方である場合、
または相手側の損保さんが
「治療期間は2か月しか認めない」
「治療はもういいでしょ。そんなに痛くないでしょ?」 等々、
高圧的 や、のらりくらり と対応してくることもよくあります。
こういう場合の交渉を被害者の方が自分で行うのは
かなりの労力が必要ですので、
中には途中で諦めて、不利な条件で示談が終了してしまう
というケースも時々あります。
こういったことを不利にならず、さらにスムーズに進めるために
弁護士にお願いするワケです。
その際にかかる弁護士費用を弁護士特約はまかなってくれます。
いかがでしょうか?
ご自身が加入している保険を確認してみてください。
弁護士特約自体は保険料がそんなに高くありませんので
一度、ご再考してみては。